「当たり前」が招く家庭崩壊の予防策

2020/12/03

本日の動画 
権利と勘違いすると
ケンカになる

今回は、
当たり前が招く
家庭崩壊の予防策

についてお話しします。

これは、わたしがお金を払う側として
奥さんや会社に対して
感じたことなのですが・・・

会社や家庭の崩壊をまぬがれる上で
とても重要なこと
なので
ぜひ本文をご一読ください。
私が良かれと思ってしたことが、
相手にとって、当たり前になっていく。


当たり前になると、それを勘違いして、
「権利」と思われてしまうことがあります。

相手にとってそれが「権利」になると
最終的に
家庭や会社は崩壊します。


もらえることが当たり前

これは自分の奥さんについてですが、
例えば、奥さんに毎月30万円の
生活費を渡し続けていたとします。

30万円って少なくない金額だと思いますが、
それをもらい続けてきたことによって、
「もらえるのが当たり前」に
なってしまうんですよ。

最初に渡した時は、

「へ!こんなにもらえるの!ありがとう!」

って喜んでくれます。

しかし、毎月渡し続けて、
1年、2年、3年と経ってくると、

生活費30万円がもらえることは当たり前

それが自分の「権利」だと
勘違いされてしまうのです。



生活費を落とせない

生活費を落とせないというのも
これに当てはまります。

例えば、

「今まで、30万円で生活してたけど、
 景気が悪くなって、収入が落ちたから、
 生活費を20万円にしてください。」


そう提案したとします。

これ、とてつもなく反発されます。

本当にとてつもなく反発されます

物分かりの良い奥さんも
いらっしゃるかもしれませんが、
基本的には反発されると思います。



休日の家族サービス

休みの日に家族で遊びに
行くこともそうです。

私としては、仕事で忙しい中、
時間をつくって、計画を立てて、
家族を連れて行きます。

最初の頃は、
「ありがとう楽しかったわ」
と言ってもらえますが、

毎週のようにやり続けると、
それが当たり前になっています。

連れて行けないことがあると、

「どうして遊びに連れて行ってくれないの?」

というように、ケンカになるんですね。

私が良かれと思って、
相手の為にしたことを、

「自分の持つ権利」だと
勘違いされてしまう。


こうなると正直、面倒くさいです。


なので、「権利」と思われないように、
工夫することが重要でです。


これは特別にやっているんだよ。

ということをきちんと
伝える必要があります。

逆に、たまにはやらないとか、
メリハリをつけて、意識しないと、
家庭が崩れていきます。



スタッフの昇給時に投じる布石

次に、会社の場合についてですが、
私の会社は結構、給料が良い方です。

今期も頑張ってくれているスタッフの
給料を上げる予定で、
そういう時によくこの話をします。

「申し訳ない、今はこの給料が払えるよ。
 でも、もしかしたらこれから先、
 会社が落ち目になってきた時に
 この金額は払えないからその時は、
 落とす可能性があるということを
 理解してね。」


というような話を必ずします。

この一言がとても重要で、


「権利」と思われないような
布石を投じること


で、トラブルが起きずらくなります。



リモートワークを
当たり前にしないための予防策


また最近は、リモートワークで
働いている方も多いと聞きます。

うちの会社にも何人か、
リモートワークのスタッフがいます。

理由は様々ですが、
基本的に私の考えとしては、
リモートワーク大反対です。

人の教育ができないから成長も難しいし、
会社としてはダメだと思います。

週5日、9時から18時まで働いて、
顔を見合わせて会社を経営する。

これがやっぱり良い会社、
安定する会社だと考えています。

だからリモートワークは
基本的にうちの会社は禁止です。


でも、

奥さんが出産したばかりで
赤ちゃんのお世話が大変だから・・・


というような場合はリモートワークでも
いいのかなと思います。

なので、そのスタッフの場合は、
赤ちゃんが生まれたということを機に、

「年内は火曜日と木曜日、
リモートワークで良いですよ。」


というようにしてあげました。

すると、スタッフも奥さんも、
なんて良い会社なんだ!
となるわけなんですよ。

でも例えば、それが数年経つと
当たり前になって、そこで、

「赤ちゃんも大きくなってきたから、
週5日で出勤してね」


と言うと、


「え、今更!?」

という反応をされたり、
関係が悪くなる可能性があると思います。

良かれと思ってしたことをなくした瞬間に
こちらが悪い人になってしまう恐れがある

ということです。


もちろん、うちのスタッフに限って
そんなことは無いと思います。

でも、


・そういう可能性があるということを
 きちんと認識すること

・そう思われないように工夫する


というのは
人の上に立つ人間のやるべきこと
なのかなと思います。

「権利」と思われないように、
うまくコントロールをすることは、
会社や家庭の崩壊を間逃れる上で
非常に重要なことだと思います。



ちなみに・・・

ちなみにうちの奥さんには、
とてつもない生活費を渡していますので、


30万円ではないです。(笑)

ここでは言えないような金額
奥さんには渡しています。

ということで、今回は
「権利」と勘違いされるとケンカになる。
について話しました。

共感できる部分がありましたら
コメントを書いていただきたいと思います!

「権利」と勘違いしたことや、
「権利」と勘違いされたことなど

どちらも教えていただければなあと思います。
※全てのコメントは、
 いつも楽しく見させていただいてます。
 ありがとうございます。
 ネガティブコメントも、すごく勉強になってます。
 返信はあまりしてませんが、
 どんどんコメントください。
 よろしくお願いします。