プロンプトの極意
2025/06/10
七里です。
プロンプトの極意について
お話したいと思います。
1万回繰り返すことの価値
これはブルース・リーの言葉で、
「私は1万種類の蹴りを一度ずつ
練習した者は恐れない。だが
一つの蹴りを1万回練習した者を
恐れる」
というものがあります。
これを見て、
生成AIを作っているエンジニアの方が
この言葉を引用していたんです。
そのとおりだと思って、
私も引用させていただいています。
プロンプトは、1種類のプロンプトを
何十回、何百回、何千回と叩くことが重要
なんです。
反復の中で見えるもの
例えば私の場合は、前提条件を作るという
プロンプトがあったんですけど、
プロンプトを作成するのに1000回…
2000回くらいは叩いたんじゃないかな。
1つのプロンプトを1000回も叩くと、
「このプロンプトを叩くとこういうものが
出てくる」という平均値をきちんと
理解できるようになります。
そうすると
プロンプトの1行、1文字を変えただけで
出力されたものが変わったら、
「ここをいじったらこの部分変わるんだな」
というプロンプトの理解もすぐできます。
私はこの積み重ねで
8+1の公式を見つけました。
AIの進化とプロンプトの必要性
AIがどんどん頭が良くなってきて、
プロンプトがどんどん必要なくなっている
というのも事実なんですけど、
根本的にはプロンプトをしっかり理解
しないと自分の業務に置き換えられない
です。
趣味とか遊びなど、情報収集レベルで
使う分には問題ないかもしれないですけど、
テンプレートを作ろうとしたり、
会社のシステムの中に組み込むとなると、
揺らぎ※を減らしてAIの安定した出力を
維持しなければいけません。
※同じ入力でも毎回ちがう答えが返ってくること。
そのためにはかっちりした
プロンプトを作らなくてはいけません。
精密なプロンプト設計のすすめ
かっちり作るためには、
①同じプロンプトを何百回も叩く
②得られる回答の平均値を把握する
③修正を繰り返し精度を上げていく
この流れが重要です。
まとめ
ということで今回は
プロンプトの極意の話をしました。
プロンプトを軽んじた発言が
散見されますが、そんなことはありません。
最終的にはプロンプトを
きちんと理解している人が強いです。
これをぜひ覚えておいてください。
今回も気づきや感想などのコメント
お待ちしております。
七里
プロンプトの極意について
お話したいと思います。
1万回繰り返すことの価値
これはブルース・リーの言葉で、
「私は1万種類の蹴りを一度ずつ
練習した者は恐れない。だが
一つの蹴りを1万回練習した者を
恐れる」
というものがあります。
これを見て、
生成AIを作っているエンジニアの方が
この言葉を引用していたんです。
そのとおりだと思って、
私も引用させていただいています。
プロンプトは、1種類のプロンプトを
何十回、何百回、何千回と叩くことが重要
なんです。
反復の中で見えるもの
例えば私の場合は、前提条件を作るという
プロンプトがあったんですけど、
プロンプトを作成するのに1000回…
2000回くらいは叩いたんじゃないかな。
1つのプロンプトを1000回も叩くと、
「このプロンプトを叩くとこういうものが
出てくる」という平均値をきちんと
理解できるようになります。
そうすると
プロンプトの1行、1文字を変えただけで
出力されたものが変わったら、
「ここをいじったらこの部分変わるんだな」
というプロンプトの理解もすぐできます。
私はこの積み重ねで
8+1の公式を見つけました。
AIの進化とプロンプトの必要性
AIがどんどん頭が良くなってきて、
プロンプトがどんどん必要なくなっている
というのも事実なんですけど、
根本的にはプロンプトをしっかり理解
しないと自分の業務に置き換えられない
です。
趣味とか遊びなど、情報収集レベルで
使う分には問題ないかもしれないですけど、
テンプレートを作ろうとしたり、
会社のシステムの中に組み込むとなると、
揺らぎ※を減らしてAIの安定した出力を
維持しなければいけません。
※同じ入力でも毎回ちがう答えが返ってくること。
そのためにはかっちりした
プロンプトを作らなくてはいけません。
精密なプロンプト設計のすすめ
かっちり作るためには、
①同じプロンプトを何百回も叩く
②得られる回答の平均値を把握する
③修正を繰り返し精度を上げていく
この流れが重要です。
まとめ
ということで今回は
プロンプトの極意の話をしました。
プロンプトを軽んじた発言が
散見されますが、そんなことはありません。
最終的にはプロンプトを
きちんと理解している人が強いです。
これをぜひ覚えておいてください。
今回も気づきや感想などのコメント
お待ちしております。
七里
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