(続)ウーロン茶を頼む奴は使えない
2025/04/21
七里です。
前回、"ウーロン茶を頼む奴は使えない"
という話をしたら、悲観的なコメントを
たくさんいただきました。
確かに一理あると思う部分もありましたが、
私の意図が伝わってなかった気がしたので、
今回はより詳しく
なぜウーロン茶を頼む奴が使えないのか
という話をします。
見極める立場としての視点
あの話は、
部下や後輩など立場が明確に下で、
かつ初対面というのが前提です。
普通に初めて会った人や
私がご馳走すると決まっている場面で
相手がウーロン茶を頼んでも気にしません。
実際、先日もお寿司屋さんの職人募集で
紹介された女性と食事をしたんですが、
彼女がウーロン茶を頼んだとしても
別になんとも思いません。
問題となるのは、
私がその人を「使えるかどうか」
見極める立場にいるときです。
一緒に仕事をするか、雇用するか、
何か仕事を依頼するか。
その人にとって私と関わることが
大きなメリットとなる状況。
私が「力を貸す」側であるとき、
または、その人が私と仲良くなりたい。
認めてもらいたい。というとき
そういう場面で、ウーロン茶を頼む人とは
仕事をしたくないし、頼みたくないし、
時間を使う必要性も感じない
という話なんです。
ウーロン茶を頼む=気遣い不足?
「そんな上司とは付き合いたくない」
という意見もありましたが、
社内の上下関係であればまだしも、
私はやはり違和感を覚えます。
つまり、何も考えられてないのでは?
と思うのです。
相手の財布や立場に
気を配る姿勢があるかないか、
それが見たいのです。
もちろん、ウーロン茶が本当に好きとか、
水が飲めないなら構いません。
でもその場合は、
「水が苦手なのでウーロン茶を頼んで
よろしいですか?」
など一言添えるだけで
印象はまったく違いますよね。
要は、相手の気持ちを想像できているのか?
ということなのです。
どちらを優先するべきなのか?
「店側に配慮してウーロン茶を頼む」
という意見もありましたが、
あなたは今、何のために
その人と食事をしているのでしょうか?
目の前にいる目上の人とお店、
どちらを優先すべきか。
そこが本質だと思います。
誰を一番に考えるのか…
相手の気持ちを想像できるか…
その違いが出る場面です。
相手の気持ちになって考えられない人
私は、そういう人と一緒に
ビジネスをしたくないということです。
私は自衛隊出身・元応援団副団長と、
バリバリの体育会系で過ごしてきました。
先輩が何をするのか理解して、
絶対服従の世界です。
そう意識で生きてきたからこそ、
気を遣わない人と時間を使うことに
価値を感じないのです。
デヴィ夫人やトランプ大統領だったら?
この話を例えるなら、
デヴィ夫人やトランプ大統領と
一緒に食事をしている場面を
想像してみてください。
…気を遣いませんか?
もしそこで気を遣わないとしたら、
「それって大人としてどうなの?」
ということです。
デヴィ夫人やトランプ大統領と
一緒に食事に行けるなら
できれば仲良くなりたいと思うと
思うはずなんです。
私が、もしアルコールが苦手だったら
「すみません、
アルコールが飲めないので、
水でもよろしいでしょうか?」
とひとこと添えます。
どうしても水が飲めないなら、
理由を説明した上でウーロン茶を頼みます。
大事なのは、その一言。
相手の気持ちを汲んだ
コミュニケーションです。
デヴィ夫人とのエピソード
私は10年以上デヴィ夫人と
ご一緒していますが、
今でも食事の場では緊張します。
デヴィ夫人はシャンパンを残すと
超絶怒るんですよ。
深夜まで飲んでいて、
どちらも酔っている中シャンパンが余ると、
普通だったら残せば良いんですけど、
残すと怒られるので、
飲まなきゃいけないです。
1度、あまりにも飲めないときがあって
アイスボックスの中に
シャンパンを入れたんですが、
それがバレて超怒られました。
それくらい、
目上の人の考え方を理解し、
何が嫌がられ、何が喜ばれるかを
想定するべきということなのです。
対七里という前提で考えてみてください
高級フレンチなら話は別ですが、
居酒屋であれば、私は水を頼みます。
なぜなら、
相手の財布に関わる問題だからです。
だから、
ウーロン茶を頼む奴は嫌い。
という単純な話なんです。
気遣いの話です。
少しでも相手の負担を減らすような
配慮ができない若者とは、
仕事もしないし、依頼もしないし
何もしません。というだけです。
この話はウーロン茶が悪いのではなく、
気を遣えるかどうかという
ひとつのテストにすぎません。
最後に
ウーロン茶を頼むのも気遣いの一つ。
そう思って選ばれている方には、
不快に感じる内容だったのかもしれません。
ただ、「ウーロン茶でもよろしいですか?」
と一言添えるだけで、気遣いが伝わり、
印象が良くなることはあると思います。
逆に、ウーロン茶が本当に好きなら
「ウーロン茶には目がなくて!笑」と
伝えることで場がなごみ、
会話のきっかけにもなるでしょう。
どんな飲み物を頼むかは自由ですし、
実際それで悪く思われることは
まずないと思います。
ですが、こうした一言ややり取りには、
その人の人柄がにじみ出ます。
こういった自然な気配りができる人は、
誰からも好感を持たれやすいものです。
理解し難い内容だったかもしれませんが、
私は、そうした感覚を仕事をするうえで
大事にしているのでお伝えしました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ご意見や感想、ぜひお聞かせください。
七里
前回、"ウーロン茶を頼む奴は使えない"
という話をしたら、悲観的なコメントを
たくさんいただきました。
確かに一理あると思う部分もありましたが、
私の意図が伝わってなかった気がしたので、
今回はより詳しく
なぜウーロン茶を頼む奴が使えないのか
という話をします。
見極める立場としての視点
あの話は、
部下や後輩など立場が明確に下で、
かつ初対面というのが前提です。
普通に初めて会った人や
私がご馳走すると決まっている場面で
相手がウーロン茶を頼んでも気にしません。
実際、先日もお寿司屋さんの職人募集で
紹介された女性と食事をしたんですが、
彼女がウーロン茶を頼んだとしても
別になんとも思いません。
問題となるのは、
私がその人を「使えるかどうか」
見極める立場にいるときです。
一緒に仕事をするか、雇用するか、
何か仕事を依頼するか。
その人にとって私と関わることが
大きなメリットとなる状況。
私が「力を貸す」側であるとき、
または、その人が私と仲良くなりたい。
認めてもらいたい。というとき
そういう場面で、ウーロン茶を頼む人とは
仕事をしたくないし、頼みたくないし、
時間を使う必要性も感じない
という話なんです。
ウーロン茶を頼む=気遣い不足?
「そんな上司とは付き合いたくない」
という意見もありましたが、
社内の上下関係であればまだしも、
私はやはり違和感を覚えます。
つまり、何も考えられてないのでは?
と思うのです。
相手の財布や立場に
気を配る姿勢があるかないか、
それが見たいのです。
もちろん、ウーロン茶が本当に好きとか、
水が飲めないなら構いません。
でもその場合は、
「水が苦手なのでウーロン茶を頼んで
よろしいですか?」
など一言添えるだけで
印象はまったく違いますよね。
要は、相手の気持ちを想像できているのか?
ということなのです。
どちらを優先するべきなのか?
「店側に配慮してウーロン茶を頼む」
という意見もありましたが、
あなたは今、何のために
その人と食事をしているのでしょうか?
目の前にいる目上の人とお店、
どちらを優先すべきか。
そこが本質だと思います。
誰を一番に考えるのか…
相手の気持ちを想像できるか…
その違いが出る場面です。
相手の気持ちになって考えられない人
私は、そういう人と一緒に
ビジネスをしたくないということです。
私は自衛隊出身・元応援団副団長と、
バリバリの体育会系で過ごしてきました。
先輩が何をするのか理解して、
絶対服従の世界です。
そう意識で生きてきたからこそ、
気を遣わない人と時間を使うことに
価値を感じないのです。
デヴィ夫人やトランプ大統領だったら?
この話を例えるなら、
デヴィ夫人やトランプ大統領と
一緒に食事をしている場面を
想像してみてください。
…気を遣いませんか?
もしそこで気を遣わないとしたら、
「それって大人としてどうなの?」
ということです。
デヴィ夫人やトランプ大統領と
一緒に食事に行けるなら
できれば仲良くなりたいと思うと
思うはずなんです。
私が、もしアルコールが苦手だったら
「すみません、
アルコールが飲めないので、
水でもよろしいでしょうか?」
とひとこと添えます。
どうしても水が飲めないなら、
理由を説明した上でウーロン茶を頼みます。
大事なのは、その一言。
相手の気持ちを汲んだ
コミュニケーションです。
デヴィ夫人とのエピソード
私は10年以上デヴィ夫人と
ご一緒していますが、
今でも食事の場では緊張します。
デヴィ夫人はシャンパンを残すと
超絶怒るんですよ。
深夜まで飲んでいて、
どちらも酔っている中シャンパンが余ると、
普通だったら残せば良いんですけど、
残すと怒られるので、
飲まなきゃいけないです。
1度、あまりにも飲めないときがあって
アイスボックスの中に
シャンパンを入れたんですが、
それがバレて超怒られました。
それくらい、
目上の人の考え方を理解し、
何が嫌がられ、何が喜ばれるかを
想定するべきということなのです。
対七里という前提で考えてみてください
高級フレンチなら話は別ですが、
居酒屋であれば、私は水を頼みます。
なぜなら、
相手の財布に関わる問題だからです。
だから、
ウーロン茶を頼む奴は嫌い。
という単純な話なんです。
気遣いの話です。
少しでも相手の負担を減らすような
配慮ができない若者とは、
仕事もしないし、依頼もしないし
何もしません。というだけです。
この話はウーロン茶が悪いのではなく、
気を遣えるかどうかという
ひとつのテストにすぎません。
最後に
ウーロン茶を頼むのも気遣いの一つ。
そう思って選ばれている方には、
不快に感じる内容だったのかもしれません。
ただ、「ウーロン茶でもよろしいですか?」
と一言添えるだけで、気遣いが伝わり、
印象が良くなることはあると思います。
逆に、ウーロン茶が本当に好きなら
「ウーロン茶には目がなくて!笑」と
伝えることで場がなごみ、
会話のきっかけにもなるでしょう。
どんな飲み物を頼むかは自由ですし、
実際それで悪く思われることは
まずないと思います。
ですが、こうした一言ややり取りには、
その人の人柄がにじみ出ます。
こういった自然な気配りができる人は、
誰からも好感を持たれやすいものです。
理解し難い内容だったかもしれませんが、
私は、そうした感覚を仕事をするうえで
大事にしているのでお伝えしました。
少しでも参考になれば嬉しいです。
ご意見や感想、ぜひお聞かせください。
七里
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