【第三話】デヴィ夫人と絶交しました。

テスト

七里です。

デヴィ夫人と私の物語、第3話は
デヴィ夫人と絶交した話です。

↓第1話と第2話は下記から見れます↓

>第1話
>第2話

過去にメルマガでも出している話ですが、
昔、デヴィ夫人と大げんかをして、
1年間口をきかなかったことがあります。


ある日突然、
夫人から電話がかかってきました。

「あーた、すごいパーティーがあるから
 私と一緒に2人で行かない?」


と言われました。

それに対して私は

「英語ができないので、
 2人きりで海外に行ってきちんと
 エスコートする自信がありません。
 今回は辞退させてください」


と答えました。


誘いを断った結果・・・

そもそも旅費などを私が負担することになり
ご飯をごちそうしたり、
夫人と2人きりで旅行に行くと
数百万円が飛ぶのです。

皆さんは勘違いしているかもしれませんが、
夫人がお金を出してくれることはありません


ケチとかではなく、夫人は女性なので
男性に貢がせるのが当たり前なのです。

当時はまだエスコートが下手だったため、
断ることにしました。

すると夫人が大激怒して

「日本人が1000年経っても
 呼ばれないようなパーティーに、
 名もなき東洋人を連れて行こうと
 している私の勇気をどう心得るの?」


と激怒されました。

こんなことを言えるのは
おそらく日本でデヴィ夫人だけです。

仕方がないので

「分かりました、
 ぜひお供させてください」


と言いましたが、やはり無理でした。

パーティーの次の日の予定を
英語が読めないから
ウェルカムメッセージかな?
と思って無視をしていたんです。

するとそれは、
明日の朝にやることが書いてある
メッセージだったんです。

それを私は捨てちゃったんです

次の日、夫人に

「昨日あーたに連絡したと言ってるわよ」

と怒られて、
夫人とすぐに着替えて行ったりしました。


エスコート力の欠如

今だったら
英語が喋れなくても何とかなるけど
当時はエスコート力が弱かったため、
きちんとできませんでした。

私は怒られキャラではなく、
もともと自衛隊の応援団で
バリバリの武闘派です


だんだんイライラしてきて、
全部の荷物を片付けて

「このまま自分一人で飛行機で帰ります」

と言いました。

夫人が

「あーら、あーた逃げるの?」

と言われ、負けてられないと思いました。

次の日、帰らなくて良かったです。

パーティーが半端じゃなく、
日本人が1000年経っても
呼ばれないような大パーティーでした


ベルサイユ宮殿みたいな会場を借りて、
フルリフォームしているパーティーです。

30億~50億円かかっているパーティーで、
料理も豪華で、メロンがデザートとして
一人一個出ました。

ものすごく美味しかった記憶があります。
 

パーティーでの成功

パーティーで夫人は特等席、
私は一番後ろの席でした。

隣同士じゃなかったんです。

でも夫人に言われたことが
超絶むかついたから、
テーブルを支配しました。

英語はしゃべれなかったけど、
あの手この手で大爆笑させました。

その人はチリでワイン作っている人で
その当時のテーブルにいた人は2人くらいFacebookで仲良くなってます


10年くらい経っても
連絡取り合っていますよ。

私は勝ちました。

夫人の下で修行したため服装は完璧でした。

良い生地の白いタキシードと
ぴかぴか光る靴で、
多くの人に写真を撮られました。

その時の服装がこちら。
ドレスコードは「五番街の白鳥 」です。

夫人との距離感

夫人の横に立っても遜色なく、服装、
マナーをきちんとできたので、
一応勝った感じです。


帰りのタクシーで
夫人に嫌味を言ったら言い合いになり、帰りの飛行機は終始無言でした。


成田離婚みたいなものです。

次の日、秘書に電話をかけて


「もう二度と夫人と会いたくないから
 誘わないでくれ!」


と言いました。

その後、夫人から何度も電話が来ましたが
全部無視しました。


便箋5枚の手書きの手紙も来ましたが、
最初の5文字で頭にきて破いてしまいました。


第一秘書の助言

その時、第一秘書が


「七里さん、
 夫人は麻薬みたいな女だから
 また会いたくなりますよ」


と言いました。

その時は怒り心頭していたので
何を言ってるんだと思っていましたが

見事この言葉は的中します。

デヴィ夫人とは
1年間本当に会わなかったんですが、
ある日突然また夫人と会いたくなりました。

そして、周りの夫人会のメンバーに

「七里が本当に後悔していて、
 夫人とまた会いたいと言っている」

と伝えてもらいました。


一年ぶりの会話

ある日、友達と一緒にいる時に
友達に夫人から電話がかかってきました。

「今、七里が横にいると言って」と言うと
「あーら電話を代わってちょうだい」
と言われました。

私が電話を代わると、
何事もなかったように


「あーら七里さん今どこにいるの」

昨日会ったかの如く、
何事もなかったようにです。

近くで友達と一緒にいることを伝えると


「近くにいるから、
 今すぐにおいでなさい」


と言われました。


デヴィ夫人といるから、特別な体験ができる

その後、ある人の結婚式に
連れていってもらいました。

会員制のクラブで、
地下のワインセラーがとんでもないんです。

ロマネコンティやモンラッシェの
マグナムボトルがゴロゴロ置いてありました


クリスタルというシャンパンも
ゴロゴロしていて、
特別な体験をさせてもらいました。

当時はワインの勉強をしていませんでしたが
誰がどう見ても、
とんでもないワインセラーでした。

普通は入れないんですけど、


夫人の知り合いだから
特別に入れさせてもらって、
夫人の知り合いだから
特別に写真も撮らせてもらって・・・


やっぱりこの人と一緒にいると、
通常では体験できないようなことを
体験できるんだな
というのを、
1年ぶりに会ってつくづく感じました。

その時も夫人は、1年間
会っていなかったことを感じさせないくらい
普通に接してくれました。

私は


「その節は私が至らなく
 エスコートできなくて、
 夫人に不快な思いをさせて
 申し訳ございませんでした。
 今後も夫人のもとでいろいろ
 教えていただきたいので、
 また時間を作っていただいたり
 お誘いしていただければと思います。
 よろしくお願いします」


と謝りました。


夫人との新たな関係

1年間、夫人はいじめっ子で、
私はいじめられっ子でしたが、


「七里はキレる人」

と思わせることができました。


エスコートが上手くなったこともあり、
夫人からの当たりが弱くなりました。


何でもかんでも
はいはい言うのも良くないと感じました。

対等の立場でエスコートすることが
大事だと学びました。





これが夫人と絶交した話です。

これも良い経験になりました。

次回、第4話では
「デヴィ夫人最大のピンチ」
についてお話しします。

今回は、これまで出していなかった
秘蔵写真も掲載してみたので、
私がいう”ものすごいパーティー”が
どんなものなのか少しは感じ取って
いただけたかと思います。

ぜひコメント待ってます!

七里
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