実作業への生成AI活用(3-2) 

テスト
七里です。

前回は、生成AIによって

誰でもテンプレートを使い、再現性のある
デジタル成果物を量産できるようになった

という話をしました。

>>前回のお話はこちら

今回はその続きとして、

AIを活用することで得られる
時間とコストの削減。そして
人とAIの最適な役割分担について

お伝えします。



時間とコストの劇的な削減

例えば、マンガ制作を外注すると
カラー1ページで3万〜5万円くらい
かかりますよね。

10ページなら
2週間〜1か月はかかるでしょう。

でもAIを使えば、
この作業がざっくり10分の1になります。

10時間かかっていたものが1時間で、
1か月かかっていたものが
3日で終わるようになると考えてください。

時間が極端に減りますよね。

これが、
「確立されたプロセスの力」です。

毎回ゼロから作るのではなく、

型を使って初期入力値を変えるだけで
誰でも再現可能な成果物が作れる。


プロセスの再利用ができるのがAIです。


人とAIの役割分担で成果はさらに高まる

とはいえ、すべてをAIに任せるのは
まだ少し早いかもしれません。

AIと人間の最適な役割分担によって
効率の最大化が図れます。


人間が1割、AIが9割

このくらいの割合で作業を進めると、

AIだけでは60〜70点のものが
人が10%ほど手を加えることで
80〜90点に仕上がります


どちらにしろ、プロフェッショナルな人が
120点のものを何か作ろうとした時に
AIを使わないのはもったいないですよね。


これが人間とAIの最適な役割分担です。


品質の安定化と信頼性の向上

以前は、

経験やスキルに依存していた作業も、
AIに任せれば一定の品質のものが安定して
出てくる
ようになります。

さらに、
品質チェックプログラムをプロセスに
組み込むことによって信頼性も向上します。


日本の素晴らしい自動車工場のように
ベルトコンベアと専門工程の組み合わせで
安定したクオリティが高い車が
保たれるのと同じで品質が安定化する

ということです。

一度作ったプロセスは、
初期入力を変えるだけで
何度でも使えるようになります。


これが
AIがもたらす作業の革命なんです。


次回はいよいよ最後です

今回は、
AIを使えば時間もコストも大幅に削減でき、
誰でも高品質な成果物を再現できる時代に。
という話をしました。

次回では、こうした仕組みを


・どうビジネス全体に展開していくか
・人に頼らず仕組みで回る会社


そんな未来を実現するヒントを
お届けします。

今回も勉強になったかと思いますので
ぜひ学びや気づきをコメントしてください。

みなさんの学びを応援しています!

七里
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